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前略、セチガラ山より。

- boobyn's blog - boobyn とか ブービン とか 津田啓夢 とか Hiromu Tsuda な人のアレ

映画「 トラック野郎 度胸一番星 」について。高度経済成長とはこういうこと、お色気アクションメロドラマがあつい


トラック野郎 度胸一番星(プレビュー) - YouTube

 

アートトラック、通称「デコトラ」ブームの火付け役となった、プログラムピクチャー後期の人気シリーズ。お色気アクションメロドラマ、といったハチャメチャな建て付けの大衆活劇で、「仁義なき戦い」以降の菅原文太の当たり役。

基本的には、松竹配給の「男はつらいよ」シリーズのパロディで、あちらが寅次郎なら、トラック野郎は桃次郎といった具合。毎回、マドンナにふられるのも同じだが、寅次郎が松竹得意の人情喜劇であるのに対して、桃次郎は東映得意のエロやケンカに終始する男性向けスラップスティックな要素が強い。ざっくり言うと、そんな感じ。

監督や脚本は、東映の男臭い路線を支えた鈴木則文。チャンバラアクションと任侠、女主人公の東映映画と言えばこの人。緋牡丹お竜、女番長シリーズ、聖獣学園、本作のほか、1980年代に入ると、「伊賀野カバ丸」「コーターローまかりとおる」といったアノ手の作品も手がけている。

 

で、本作「度胸一番星」は、トラック野郎シリーズ第5弾。マドンナ役には片平なぎさを起用し、ビキニ姿のかわいい片平なぎさのお色気シーンだけでも観ておいた方がいい。

もっと観ておいた方がいいのは、あき竹城かもしれない。物語の冒頭、婦警役のあき竹城が桃次郎を追尾し、最終的に衣服をはぎ取られて一糸まとわぬ姿を披露する。ちなみに、あき竹城はストリップダンサー出身。

内容的に女性と一緒に観る映画ではなく、男性複数でお酒を飲みながら観るのが一番楽しいタイプの映画。若大将シリーズも含め、当時の映画のハチャメチャぶりは、元気がとても出る。

物語には女性トラック運転手として八代亜紀が登場し、美声を披露する。下品でがさつでポップなエロ、これこそ高度成長期を支えまくった流通大国日本を象徴する男性向け映画。トラック野郎シリーズでは、8億円の興行収入をたたき出した第1作と、第2作も観たが、どちらも同じような内容で、同じように楽しめる。

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