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前略、セチガラ山より。

- boobyn's blog - boobyn とか ブービン とか 津田啓夢 とか Hiromu Tsuda な人のアレ

みんなの食卓であり続けて欲しいから、松屋『プレミアム牛めし』なんてダメだ。この愛、伝わりますか?

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大変申し訳ありませんが、初手から全力でファンゆえの独りよがりで面倒なヤツを勢いで書きます。松屋が牛めしをリニューアルしてプレミアム牛めしを売り出したのですが、これがもう全然ダメなんです。20年来の松屋党なので、今とても悲しい気持ちでいます。


松屋のスローガンは「みんなの食卓でありたい」です。店内BGM「みんなの食卓でありたい〜、ま・つ・や♪」でもお馴染みですよね。ネットのニュースをみると「松屋が実質値上げのプレミアム牛丼で勝負に出た、デフレ脱却」といった主旨の記事がありますが、とりあえず松屋は牛丼じゃねーし! 牛めしだし!

で、まぁ食べた感想はナルミ先生のブログでお楽しみいただくとして、肉質が上がって値段も90円上がって380円でも充分おいしいと思います。

けど、ダメだ。『プレミアム牛めし』はダメだよ松屋さん。みんなの食卓でありたいなら、せめて『牛めしプレミアム』にすべきでした。単価の安い商品で『プレミアム○○○』を名乗ってうまくいっているのはプレモルの愛称を得たプレミアムモルツぐらい。プレミアムという言葉は、セブンプレミアムのように単語の後ろにつけないとプレミアムが余計な邪魔をします。

松屋 牛めしの具(豪州産牛)135g 5個セット 冷凍

松屋 牛めしの具(豪州産牛)135g 5個セット 冷凍

一般に『プレミアム○○○』とした場合、高級感や上質感といったイメージが先に頭に残るのでハードルが上がります。そのため、すでに一定の高い価値が認められたものにこそ有効です。

一方「○○○プレミアム」とした場合、前の言葉を修飾するようなイメージとなり、前の言葉の本来の価値におまけ要素をプラスする、つまり付加価値の演出になります。松屋牛めしは290円の商品であり、デフレの象徴とも言える牛丼ですから高い価値よりもむしろ値頃感にポイントがあります。

加えて、松屋は「みんなの食卓でありたい」わけです。もしかすると、他のチェーンより薄味なのも飽きがこないような工夫かもしれません。だって、身体がよろこぶ自然味の松屋Everyday 牛めしですから。

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食卓に上等な「プレミアム○○○」は不釣り合いで、付加価値の「○○○プレミアム」こそ食卓らしい、ちょっといいものの演出です。プレミアムモルツもプレモルの愛称がなければ、美味しさへの期待値が必要以上に上がってしまったかもしれません。

というわけでプレミアム牛めしは全然ダメだと思うわけですが、なにも牛めしだけじゃないのが松屋です。店舗に鉄板があるため、他のチェーンが真空パックボイルやレンジでチンばかりの中、焦がし風味がちゃんと楽しめるのが松屋です。他のチェーンがいかにもレトルトといったカレーを出す中でちゃんとカレーにもバリエーションがつけられるのが松屋です。すき家ただの合いがけに過ぎませんが、松屋はカレーと牛煮が織り成すスペクタクル「カレギュウ」ですから。

とにかく頑張れ松屋、応援してます!