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前略、セチガラ山より。

- boobyn's blog - boobyn とか ブービン とか 津田啓夢 とか Hiromu Tsuda な人のアレ

小説『犬神家の一族』について。電子書籍が安い20年ぶりの横溝正史、テンポ良し

 

金田一耕助ファイル5 犬神家の一族: 5 (角川文庫)

 

角川の電子書籍が安売りしていたので二十数年ぶりに『犬神家の一族』を読みました。

 

おどろおどろしい部分がフォーカスされがちな金田一シリーズ。この印象は、映画やテレビドラマの影響かもしれません。犬神家だけでこれまでに映画化3回、ドラマ化5回と映像化しており、その印象が強いのだと思いますが、原作はそうじゃないことを久しぶりに思い出しました。

 

原作の文章は軽妙な流れこそシリーズの特徴です。 講談のような言い回しというか、紙芝居的というか、話言葉ではなく、文章を読み聞かせているような文体の軽さが物語の推進力になっています。

 

この軽さが中学生の当時、大好きでした。感覚的に今の人達がラノベを読むのと近いのかもしれません。

 

で、話の方は毎度お馴染み、中学生の頃と同じようにワクワクできるから不思議です。映像化の影響で頭の中で金田一の姿をスクリーンで観ているような感覚にもなりますが、まぁ仕方のないとことかもしれません。

 

映像化されたものの中ではとくに、市川崑監督、石坂金田一が好きでした。石坂の頭の良さそうなところと、市川崑らしいアクセントの付け方がすごくマッチしていたように思います。

犬神家の一族 デジタル・リマスター版 [DVD]

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 そんなことを思い出していると、天知茂明智小五郎シリーズが観たくなってきました。おそらくわかる人にはわかるシリーズだと思います。中学生の頃、眉間にシワを寄せて天知茂のモノマネを披露したことがあるのですが、当時の担任の先生しかわからなかった苦い思い出込みで楽しみたいですw

江戸川乱歩シリーズ DVD-BOX 1

 

 

 

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